映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
25.5
選択された号の論文の26件中1~26を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 深海 徹夫, 木村 雅典, 熊川 克彦, 浅田 智, 分元 博文, 田窪 米治
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-22
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我々は、デュアルライン駆動とCst最適化設計を組み合わせた新駆動方式MPD(Mega Pixel Driving)による大画面・高精細液晶パネルでの充電能力の向上および均一な表示性能と、画素全体を屈曲させた新画素構成A-IPS(Advanced In-Plane-Switching)によりIPSモード特有の広視野角性を維持しながら高開口率化(従来比125%)を実現した。また、A-IPS構成の開発においては、ソース線電界の影響を明確化しその影響を排除する構成についても検討を行った。これらの技術を用い、IPSモードの23型ワイドUXGA(1920x1200)液晶パネルを開発した。
  • 中根 範之, 井添 崇, 越田 吉範, 居川 功二, 福田 一郎
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-23
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    高画質のカラー反射型LCDは高機能情報端末の普及を支える重要なキーデバイスである。本報告では、セル構成は、先に筆者らが提案した位相差板補償・単偏光板式反射型DTN-LCD、およびその補償セルを液晶高分子フィルムで置き換えたFDTN-LCDと同じであるが、補償セル(または液晶高分子フィルム)と駆動セルのリタデーションの大きさが異なる位相差板補償・単偏光板式反射型M(Modified)DTN-LCDの電気光学特性を数値解析で調べた。その結果、セル条件を最適化すると、現状の複屈折率Δnの波長分散の大きい液晶高分子フィルムを用いた場合でも、表示の明るい、高コントラスト比の無彩色表示が得られることがわかった。
  • 岩本 宜久, 飯村 靖文
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-24
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    アモルファス配向やマルチドメインLCDの透過率改善手法として、セル構造は従来通りのまま、1/4波長板を2枚挿入する事により透過率を改善できる手法を理論と実験の両面から検討した。その結果、マルチドメイン垂直配向LCDにおいて従来構成に比べ最大透過率が1.6倍に改善できる効果を得た。さらに視角特性についおても検討し、面内において1/4波長特性を有する負の2軸位相差板を用いる事により良好な視角特性を得た。また、コレステリックフィルムを用いたパネル構成も提案し、従来パネルに比べ2倍以上の最大透過率が得られることを見出した。
  • 竹松 武司, 岡田 裕之, 女川 博義
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-25
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ネマチック液晶の変調されマイクロドメインスイッチングについて研究した。本表示方式では、特殊形状を持つ電極により電界が複雑に変化するミクロンサイズのドメイン領域を発生させて、光透過度を変化させる。初期配向は、垂直配向とした。He-Neレーザ光のコントラスト比は22:1であり、電圧-透過率特性の変化は入射偏光状態によらなかった。白色光では、無偏光でのコントラスト比は4.3:1であり、クロスニコル下では、通常の垂直配向モードと同様の電圧-透過率特性、応答特性が得られた。また、液晶のスイッチング挙動についても検討した。
  • 保田 浩二, 登坂 雅志, 沖山 俊治, 上代 忠, 横澤 美紀
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-26
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    実用化されているLCDモニターにおいては、依然として画素欠陥が存在している。製造段階でのパネルの歩留まりを上げるためになんらかのリペア工程が取り入れられている。ここでは、画素欠陥が人間にどのように検知されるかを調査するために、LCDモニターにおいて、仮想欠陥を発生させその検地状態を評価した。黒地に白欠陥が発見されやすく、白地に黒欠陥は検地されにくい結果が得られ、現在行われているリペアの手法が妥当であることが実証された。
  • 恩田 真也, 宮下 哲哉, 内田 龍男
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-27
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ネマティック液晶の高速化の検討には、数値解析による物性値の評価が有効である。従来、液晶の動的な応答特性の解析には回転粘性のみを用いた運動方程式が用いられていた。本研究では、この方式の妥当性について調べ、従来の解析法が妥当でないことを示すと共に、正しく解析するためにはエリクセン・レスリーの運動方程式に基づいた計算が必要であることを明らかにするとともに、高速化が可能性について試算を行った。
  • 一ノ瀬 秀男, 中島 紳二, 武田 貴徳, 杉山 靖, 沼田 宏, 苗村 省平, 真辺 篤孝
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-28
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    フィールドシーケンシャル駆動カラーTN-LCDへの応用を目的として、高複屈折率(△n)と低回転粘性係数(γ_1)を持つ液晶材料に関する研究を行った。新規トラン骨格の液晶化合物の導入により、目的の液晶組成物を開発することができた。これらの液晶は、室温のみならず、低温でもフィールドシーケンシャル駆動が可能であることが確認できた。このことは、広い温度範囲で使用可能な、高輝度のカラーLCDが、TNモードで開発可能であることを意味している。一方で、トラン骨格の液晶化合物は、一般的に信頼性に懸念を持たれている。開発した液晶組成物の高温での電圧保持率の測定、また、キセノンランプを用いた耐光性の試験を行った。それらの結果より、通常使用条件では問題無くAM-LCD に適応できることがわかった。
  • 中村 肇, 関家 一雄
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-29
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    流体力学フローとマルチプレックスアドレシングを取り入れた計算方法とマルチプレックスアドレシングでの液晶デバイスの応答速度を測定する装置を導入し、ネマティック液晶デバイスの光学応答に対するオーバードライブの効果を理論および実験で検討した。最適化されたオーバードライブではすべての階調間で応答速度が1フレーム程度にまで短縮できた。光学応答の時間変化の実験結果はシミュレーションときわめて良い一致を示し、流体力学フローとマルチプレックスアドレシングのダイレクターに対する影響は無視できないことがわかった。
  • 武本 博之, 西田 善行, 高橋 啓司, 川上 徹, 宮下 哲哉, 内田 龍男
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-30
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    反射型LCDにおける従来の前方散乱フィルムは、その散乱特性に起因してパネルの明るさと明るさの均一性を両立することが難しい。我々はこれを改善するため、スピノーダル分解による相分離構造(スピノーダル分解構造)の適用を試みた。反射板上での散乱シミュレーションにより、フラットな散乱特性を得るためのパラメータ条件を導出した。携帯電話用パネルを想定した時、フラットな散乱特性に起因して1割程度明るさを改善できることが示唆された。また、設計通りのスピノーダル分解構造フィルムが実際に得られることを明らかにした。
  • 石鍋 隆宏, 宮下 哲哉, 内田 龍男
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-31
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年、新しい液晶表示モードの開発により上下左右方位において140度以上の視野角を有する広視野角LCDが実現している。しかし全ての方位において広視野角、高コントラスト特性を実現するためには、液晶表示モードだけでなくLCDを構成する光学素子の広視野角化、広波長帯域化が必要である。本研究ではLCDを構成する光学素子のうち位相差フィルムおよび偏光子について取り扱い、これらの広視野角化および広波長帯域化について検討を行った。
  • 幸重 秀則
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-32
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    日本ゼオンが開発したゼオノアはシクロオレフィン系の透明樹脂であり、優れた透明性、低吸湿性、耐熱性などを有している。このゼオノアを光学フィルムに使用したところ、1)低複屈折、2)高輝度化、3)寸法安定性、4)防湿性等の性能を示した。特筆すべき事は、コストパフォーマンスには優れるが、従来光学性能を引き出せないと言われていた押し出し製膜にて、市販品最高レベルの光学性能を引き出せたことである。このフィルムを用いることにより、次の用途に展開する事が可能となる。a)偏光板保護フィルム→耐久性の飛躍的向上 b)位相差フィルム→反射型液晶への展開 c)液晶セル→寸法安定性に優れたプラ化 d)バックライト→輝度・色度向上
  • 許 軍, 小林 駿介
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-33
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    FLCDは高速応答, 広視野角特性を有することから次世代の動画表示に対応する液晶ディスプレイとして期待されている.しかしTN型LCDに比べFLCDはスメクティック層構造を有するのでジグザグ欠陥による光漏れが生じ高コントラスト比の無欠陥構造をもつFLCDの作製は非常に困難である.そこで我々はSS-FLCDにおけるバルク弾性と表面自由エネルギーを計算し一様なC1-C2構造転移の現象論解析を行い一様なC1-C2構造転移の臨界値を評価した.計算に用いられたパラメータはシェブロン角, コーン角, プリティルト角, 表面方位角自由エネルギー, 液晶セル厚などである.この現象論に基づき我々は無欠陥の(一様なC2構造はラビングを, C1構造は光配向を用いた)SS-FLCDの製作に成功した.
  • 佐藤 弘人, 藤掛 英夫, 飯野 芳己, 菊池 宏, 河北 真宏, 土屋 譲
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-34
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    液晶素子の大面積化を可能にする印刷形成プロセスを開発し、軽量化を目指してプラスティックフィルム基板を用いた強誘電性液晶素子を試作した。今回提案するフレキソ印刷技術に基づく作製法は、展色ロール上に一様に塗布された液晶とモノマーの混合液を樹脂凸版に付着させ、基板上に転写することで膜厚と塗布範囲の制御を可能とした。さらに, 張り合わせ用のローラーの圧力調整を行い、混合液に分散させたスペーサーの径(2μm)まで十分押し込み張り合わせた。その際、上下の基板を50℃に加熱することで気泡の混入が低減された。張り合わせられたセルをガラス板でプレスし、基板の変形を防ぐとともに面内温度を均一化させ、さらに紫外線を照射することにより、基板を支えるポリマーネットワークが強誘電性液晶内に形成された。試作した素子の面内に一様な方向の液晶分子配向が認められ、電極間に直流電圧を印加したところ、中間調も含め良好な光変調効果が得られた。
  • 平 和樹, 津田 亮二, 最首 達夫, 松田 直寿, 鈴木 公平, 西村 孝司
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-35
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    対角15"サイズの液晶カラーシャッター(LCCS)方式フィールド順次カラーCRTを試作した。フィールド順次表示に特有の色割れ妨害を低減するため、LCCS用液晶セルに高速応答可能な反強誘電性液晶材料を用いた。光利用効率、色再現域を最適化するため、色偏光板の分光透過率特性、CRT蛍光体の発光スペクトル、液晶セルの位相補償について、JONES行列計算を用いた光学設計を行った。また、高速表示を可能にするため、CRT蛍光体の残光特性とLCCS駆動分割数の適正条件について検討を行い、LCCS駆動シーケンスの最適化によりフィールド周波数540Hz(9倍速)の表示を可能にした。
  • 木宮 淳一, 大久保 俊二, 長谷川 隆弘, 織田 裕之, 星野 史孝
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-36
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年、CDT(Color Display Tube)市場では環境面における省電力・省スペース化、及び画面のフラット化、高解像度化といった高付加価値の要求がある。それを受け、当社では大画面、省スペース、省電力を実現した、M46-100°FLAT-CDTを開発した。本CDTに使用される電子銃は省電力の為、ミニネック(Φ22.5mm)を採用、中間電極を2枚備えた、大口径の電界拡張電子レンズを構成すると共に、電界拡張型主レンズ部の中間電極への徹底的な重量率の低減により、ダイナミック電圧印加時に主レンズ主面の前進を可能とした、新しい主レンズシステムを実現。広角偏向でありながら、画面全域での高解像を可能とした。
  • 真部 直喜, 高橋 雄次
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-37
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    液晶ディスプレイは大型モニター, 大型TV用途への採用とともに大型化が進んでおりバックライトユニットに使用される冷陰極蛍光ランプにも, 更なる大光束化, 長寿命化等の要求が強まっている。今回, 冷陰極蛍光ランプのガラス管と蛍光体の間に保護膜を塗布し、更に, 蛍光体に微粒子をコートすることにより、全光束維持率を改善し, 色度変化を低減することができた。又, この冷陰極蛍光ランプを組み込んだバックライトユニットでは, 輝度維持率が改善されていることを確認した。特に多灯使用のバックライトユニットでは、ランプ表面反射率の向上も輝度維持率の改善に寄与していることが分かった。
  • 松尾 和尋, 山田 顕二, 辻川 信人
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-38
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年、液晶ディスプレイの普及が著しい中で液晶バックライトは、より長寿命(高輝度維持率)、高輝度であることが求められている。今回、保護膜をゾルゲル法により蛍光体の粒子間および表面に形成して長寿命化を検討した。最適な材料として酸化イットリウムを選定し、保護膜形成におけるプロセス技術の最適化を検討した。本技術により、蛍光体層の劣化が抑制され、初期輝度を全く低下させずに、70, 000h時の輝度維持率60%以上の長寿命冷陰極蛍光ランプの開発に成功した。また、色シフトも抑制できることがわかった。
  • 大塚 礼治
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-39
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    Xe放電蛍光ランプは水銀蒸気の代わりにキセノンガスを封入したランプであり、キセノンの放射する紫外線によって蛍光体を発光させ可視光に変換する蛍光ランプである。今までXe放電蛍光ランプには、カラープラズマディスプレイに適用される真空紫外励起蛍光体が用いられてきた。ここでは、情報機器用光源として実用化されている外部電極型希ガス放電蛍光ランプに適した蛍光体についてその組成と温度特性の関係を検討し、Xe放電蛍光ランプの点灯初期の光量変化を抑えた蛍光体を開発したので報告する。
  • 藤野 達士, 竜子 雅俊, 青野 正明
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-40
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    外部電極(誘電体バリアー)放電を用いた可変色放電では、Hg-Xe混合ガス放電管の内部に各々の紫外線に感度を持ち発光色の異なる蛍光体を混合塗布し、内部電極(軸方向)放電と外部電極(半径方向)放電が時間的に重ならない時分割点灯を採用する。今回はHg用、Xe用蛍光体を適当に組み合わせることにより、青↔赤、青↔緑、橙↔緑の変色制御を実現できた。発光輝度は両方向の点灯を混合するときやや低下するが、青↔赤の管で466〜959cd/m^2、青↔緑の管で770〜1390cd/m^2、橙↔緑の管で916〜1180cd/m^2程度であった。
  • 小倉 敏明, 堤 威晴, 田丸 修治
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-41
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ランプとリフレクタからなるプロジェクタ用光源はコンパクト性と高輝度性を両立させなければならない。しかしコンパクト化に有効なリフレクタ小型化は、有効反射面積の減少により、リフレクタの反射光束の低下からスクリーン照度の低下を招く。スクリーン照度を低下させないためには、光源系の集光効率を向上させる必要がある。今回、ショートアーク高圧水銀ランプの開発、リフレクタ焦点距離短縮の検討、リフレクタ形状精度の検討とランプのアライメント条件の最適化検討により、従来リフレクタの約3/4の有効反射面積でありながら、従来比113%のスクリーン光束が得られる小型高輝度光源を実現したのでここに報告する。高圧水銀ランプ集光効率小型リフレクタ
  • 服部 励治, 原田 善弘, 平田 啓介
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-42
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我々は既存の反射型液晶ディスプレイよりもさらに低消費電力, 高明度, 高解像度, 高コントラストの見やすい反射型ディスプレイとなりうる新型構造をもつ電気泳動ディスプレイを提案する.このディスプレイはレンズ構造をもつ上部基板と透明分散媒を有し, 従来の電気泳動ディスプレイでは実現できなかった高速応答と高コントラストを同時に満たすことのできるものである.このディスプレイはゼロ消費電力とペーパーホワイトという絶大なる特性を生かし, 携帯電話用, 携帯情報端末用, さらには電子ペーパーとして広く使われるようになる可能性を持つ.
  • 菅原 淳, 森 健一, 雨宮 功, 小林 等, 村上 照夫
    原稿種別: 本文
    セッションID: IDY2001-43
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    反射(非発光)型ディスプレイは、低消費電力で目にやさしく、近年その研究開発が活発化している。理想の反射型ディスプレイの画質は、カラー印刷された上質紙レベルと言われている。しかし、従来から存在するディスプレイ方式でそれを実現するのは技術的に難しいと考える。本発表では、新規な方式・構造により、紙の白さとカラー表示を実現する可動フィルムディスプレイ(AFD:Actuated Film Display)について説明する。これは白色フィルムの上で、微小な黒色フィルムまたは、シアン・マゼンタ・イエローの色フィルムを静電力によって機械的に出し入れする方式であり、原理的に印刷物に迫る画質が期待できる。
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover2-
    発行日: 2001/01/30
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
feedback
Top