外部電極(誘電体バリアー)放電を用いた可変色放電では、Hg-Xe混合ガス放電管の内部に各々の紫外線に感度を持ち発光色の異なる蛍光体を混合塗布し、内部電極(軸方向)放電と外部電極(半径方向)放電が時間的に重ならない時分割点灯を採用する。今回はHg用、Xe用蛍光体を適当に組み合わせることにより、青↔赤、青↔緑、橙↔緑の変色制御を実現できた。発光輝度は両方向の点灯を混合するときやや低下するが、青↔赤の管で466〜959cd/m^2、青↔緑の管で770〜1390cd/m^2、橙↔緑の管で916〜1180cd/m^2程度であった。