映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: VIS2001-71
会議情報
講義場面での遠隔地手話通訳システムに関する検討
内藤 一郎加藤 伸子村上 裕史石原 保志皆川 洋喜
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年, 伝送技術や画像圧縮技術の進歩に伴い, テレビ電話やテレビ会議システムを用いた手話によるリアルタイムの画像通信が可能になりつつある.将来的には, こうした技術を活用した遠隔地手話通訳支援のサービスが可能になることと思われる.しかし, 実際に遠隔地同士での手話による画像通信を行う場合には, 現在指摘されているような画像品質(画質, フレーム速度)以外にも, 重要かつ本質的な問題を考慮する必要があると考えられる.我々は, NTSC信号を用いた画像通信実験を通して, 講義場面での遠隔地手話通訳システムに関する問題点の検討を進めている.本稿では, 講義場面の映像と受講する学生達の映像を提示することの効果について考察する.
著者関連情報
© 2001 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top