映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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25.52
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 青木 久, 塚原 玲子
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-69
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    重度身体障害者の新しいコミュニケーション方法を開発するために、我々は文字認識に対する皮膚電位の反応を分析した。コンピュータスクリーンに表示した文字を選択する課題中に、4名の被検者の健常な左手掌から皮膚電位を記録した。交感神経皮膚反応(SSR)が、ターゲット文字の判別に伴って観察された。4名の被検者における文字認識に応じたSSRの出現率は、40%から100%であった。SSRのような交感神経反応をスイッチ作動信号として代用することは、記録装置の簡便さや特別な訓練を必要としない点などから、多くの利点がある。しかし、実用化するには、反応潜時が長いこと、出現率が低いこと、慣れなどの問題を解決する必要があること示唆された。
  • 藤澤 和子, 藤田 隆史
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-70
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は、視覚シンボルを使ってコミュニケーションを持つ障害児・者が、シンボルを語連鎖する能力と疑問詞を理解して応答する能力を支援する学習ソフトの開発を目的とする。ソフトは、代替キーボードとして肢体不自由や知的障害の人に利便性があるフレキシボードを使う条件で開発し、「ある人が何かをしている」場面の絵に、主語・目的語・述語となるシンボルを対応づける学習方法を採用した。養護学校の先生方からのソフトのねらいやプログラム内容についての評価をまとめ、本ソフトの今後の課題を考察する。
  • 内藤 一郎, 加藤 伸子, 村上 裕史, 石原 保志, 皆川 洋喜
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-71
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年, 伝送技術や画像圧縮技術の進歩に伴い, テレビ電話やテレビ会議システムを用いた手話によるリアルタイムの画像通信が可能になりつつある.将来的には, こうした技術を活用した遠隔地手話通訳支援のサービスが可能になることと思われる.しかし, 実際に遠隔地同士での手話による画像通信を行う場合には, 現在指摘されているような画像品質(画質, フレーム速度)以外にも, 重要かつ本質的な問題を考慮する必要があると考えられる.我々は, NTSC信号を用いた画像通信実験を通して, 講義場面での遠隔地手話通訳システムに関する問題点の検討を進めている.本稿では, 講義場面の映像と受講する学生達の映像を提示することの効果について考察する.
  • 皆川 洋喜, 内藤 一郎, 加藤 伸子, 村上 裕史, 石原 保志
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-72
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    遠隔地における手話通訳者への情報提示方法についての我々の一連の研究の中で, 特に遠隔操作カメラによる手話通訳者の能動的情報取得方法の可能性について, 事例に基づいて考察する.いくつかの試行的な評価実験を行なったところ, 「通訳者または通訳補助者による遠隔カメラ操作での能動的情報取得は困難である」, 「通訳者以外の機器操作補助者によるカメラ操作(情報選択)であっても, 通訳者は与えられた環境で対応できるようにする」, また, 「通常の通訳と較べて遠隔地の方が手話通訳者に与えられる情報が増える」, 「遠隔地手話通訳により講師・通訳者・学生間の対話が減少する」などの興味深い結果を得た.
  • 東城 有美, 佐藤 幸広, 鎌田 一雄
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-73
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    医療機関における予診票は、医師による診療・治療をより適切、かつ安全なものとするための情報源として有用である.これは、ほとんどの場合、日本語で書かれている.我々は、聴者にも聴覚に障害を持つ人達にとっても容易に理解でき、適切な回答が可能となるような予診票の構築について検討し、その結果を先に報告した.ここでは、予診票に対するアンケート調査を基に、日本語文に併せて手話による説明文を利用する方法などについて検討している.すなわち、日常生活で手話を使用している人達(ろう者)にとって、1)予診票における質問項目、回答選択部分などの日本語文の理解が容易となるような文章の表現形態はどのようになるか、2)手話で記述する場合にどのような表現が適切であるか、の2つの項目を中心に検討した結果を述べる.日本語文表現については、聴者とろう者との間で評価が分かれるものがあることを示す.また、日本語文による記述は書きことばの形態に基づいているが、手話による記述は、話し言葉の形態に基づいているため、モダリティーの違いによる表現上の違いもあることがわかる.
  • 鎌田 一雄, 平木 千沙子, 矢野 正広
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-74
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    身体等に障害を持つ人達の日常生活における人とのコミュニケーションの機会は、特別に障害を持たない人達と比べると制約がある場合が多いようである.この現象は以前から多くの人達から指摘され、人的、あるいは技術的な支援による環境改善が行われている.しかし、一方ではデジタルデバイド(環境格差)と呼ぶ情報機器類の利用状況に因るコミュニケーション・情報環境の差が、必ずしも障害を持たない人達も含めた広い範囲で起きている.ここでは、障害を持つ人達のコミュニケーション環境がどのように構築されているかを、3つの事例に基づいて検討し、生活をしている地域における支援との関連について考える.すなわち、情報通信サービスを利用したメディアコミュニケーションが障害を持つ人達の地域での生活にどのような効果をもたらすか、さらにはメディアコミュニケーションによって形成されるコミュニティーからの支援と地域支援との好ましい連携について、事例を中心に検討する.
  • 小林 宏, 辻 隆弘, 市川 充朗
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-75
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    主にエンターテイメントの分野で開発されてきた人間型ロボットにおける問題点を考察した結果, 小型化の観点からSMA(形状記憶合金)をアクチュエータとして用いた顔ロボットを開発し, 人間と同じ大きさの顔ロボットを実現した.しかし, 収縮力不足, 扱いの難しさ, といった問題が明らかになった.そこで, これらの問題を解決するため, 圧縮空気により人間の筋肉と同じような動作をするエアーチューブアクチュエータを開発した.このアクチュエータの利点は, 軽量, 高出力, 構造が簡単なこと, である.本研究では, このエアーチューブアクチュエータを用いた, 新しい人間型顔ロボットの開発い, 非常に自然な表情表出を実現した.
  • 小林 宏, 石田 佑輔, 松下 泰介, 小関 光弘
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIS2001-76
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では, 「動けない人を動けるようにする!」ために, 着込むことで筋力を増強する革新的な福祉介護機器であるマッスルスーツの開発を目的とする.従来の医療福祉機器は, 介護者の視点に基づいたものであり, 被介護者の主体性は無視されている.本研究で開発するマッスルスーツは, 高齢者や身体障害者が, 自らの意志で身体を動かすことができるようになるため, 彼らの「主体性, 積極性」を維持できるなど, 肉体的な補助だけでなく精神面もサポートでき, また, 社会復帰も可能となることから社会的意義は大きい.
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 2001/08/27
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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