抄録
前後2面のディスプレイとハーフミラーのみで簡便に構成できる新たな3D表示方式を提案し、そのプロトタイプ機を試作した。本方式は、前後2面の画像間の輝度比をその表現したい奥行き位置に応じて変化させることにより、連続的な奥行き位置を表現できる。さらに、表現したい物体の周囲の輝度を考慮に入れることにより、2面間を飛び出した3D像も表現可能なことも見出した。次に、試作したプロトタイプ機は、対角28インチ、奥行き60cmの3D表示領域を有し、これにより自然なカラー動画3D像を表現可能なことを確認した。