映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: HIR2002-18/MIP2002-3
会議情報
JPEG2000のタイル構造を用いた適応型映像配信モデルの試作 : QHD静止画バージョン(映像メディアおよび一般 インターネット, デジタル放送, マルチメディア, 三次元画像, 視覚と画質評価, ITS等)
田中 健二鈴木 保成青木 輝勝安田 浩
著者情報
キーワード: ハイビジョン, WHD, QHD, JPEG2000
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
筆者らは、現行のハイビジョンをさらに高精細化した次世代ハイビジョンフォーマットとじて、/現行ハイビジョンの横方向に2倍の画素を有するWHDフォーマット(Wide/Double HDTV:3840 1028 画素)と縦横各2倍の画素を有するQHDフォーマット(Quadruple HDTV:3840 2048 画素)を提案している。特に、後者のQHDフォーマットの映像品質は、35mmフィルムの解像度に匹敵、あるいはそれ以上に精密なものである。本論文では、これまでに開発したWHDフォーマットとQHDフォーマットのカメラとプロジェクタの概要を紹介する。さらに、これらのWHD映像やQHD映像の家庭向けアプリケーションの1つとして、JPEG2000のタイリング機能を用いて、効率的に高精細かつ視聴者のニーズに適応したコンテンツをインターネット上で提供する映像配信モデルを提案する。
著者関連情報
© 2002 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top