抄録
IT技術を活用した様々なビジネスや通信サービスの進展に伴って、光ファイバーネットワーク等の様々な高速ネットワークが構築されている。その中で、屋内の高速通信については、既存の屋内電力線を利用する、いわゆる、電力線通信は、設備コストの低減が期待されるだけでなく、場所を選ぶことなくパソコンや情報家電を利用することを可能とする。そこで、屋内電力線を用いた高速搬送信号伝送技術の実現性について基礎検討を行った。ここでは、実験用デモハウスにおいて、屋内電力線の複数の系統モデル、さらには負荷変動の影響等に関して、それぞれの伝送特性を測定したので、その結果を報告する。