抄録
本論文では,線描などのベクトルイメージを生成するためのスケッチインタフェースの開発について報告する.近年,ペンデバイスを用いたユーザインタフェースに関する研究が活発に行われている.筆者等は,ペンデバイスを用いたベクトルイメージの生成のためのインタフェースを実現するために,実際の手描きの特徴を考慮した単一ストロークの整形処理,複数線分の交差構造を表す平面グラフの生成,効果的な削除機能の開発などを行ってきた.これらは,アナログデバイスの特徴とベクトルグラフィックスのデータ構造を考慮することにより,より効率的にベクトルイメージを生成することを可能にしている.