映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: IDY2008-90/HI2008-11
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シャープネス知覚に与えるノイズの影響 : 単一周波数パターンを用いた解析(画像技術,視覚・画質関連,その他一般)
栗原 岳仁青木 直和小林 裕幸
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キーワード: ノイズ, シャープネス
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抄録
この研究では,ノイズがシャープネス知覚に与える影響について調べる.自然画像は一般に複雑であるため,最もシンプルな,単一周波数を持つ画像を用いて解析した.白黒の1次元グレーティングまたは2次元の単一周波数画像に異なる量のホワイトガウシアンノイズを付加した画像を刺激とし,そのシャープネスを被験者に評価させた.その結果,1次元グレーティングの場合にはシャープネスの評価がノイズ量には依存しなかったものの,2次元パターンの場合にはノイズ量の増加とともにシャープネスが上昇する傾向を示した.この結果は,ノイズによるシャープネスの上昇は,エッジの強調というよりはテクスチャに作用することによってもたらされるという先行実験での観察を支持するものであると考える.
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© 2008 一般社団法人 映像情報メディア学会
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