映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: HI2009-103
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顔情報を用いたライフログ利用に関する研究(人工現実感、及び一般)
高松 創介Oribe HAYASHI西村 邦裕谷川 智洋廣瀬 通孝
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抄録

近年情報インフラの整備が進み、人間が日常的に接する情報量は大きく増加している.一方でコンピューターの小型化、記憶容量の増大によって人間の体験をデジタルデータとして保存するライフログという概念が台頭してきている.そこで重要となるのは、取得されるデータを人間にとって意味のある区切りに分割、構造化する一連の方法論である.本研究では日常生活を対象とした体験データの中でも、人間同士の直接面会に重点をおいた.そこでライフログレコーダーによって取得される画像データの中から人の顔画像を抽出し、個人毎に分類する事によって過去の面会履歴の検索を可能とするシステムを開発、評価した.

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© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
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