映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: ME2009-169
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脈拍数の時間変化特徴量を用いた平常/非平常状態判定法の高度化(ライフログ活用技術,オフィス情報システム,マルチメディアシステム,マルチメディア通信,IP放送/映像伝送,一般)
村山 卓弥手塚 博久武藤 伸洋阿部 匡伸
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抄録
著者らは,ライフログの種類によらない汎用的なラベル(平常/非平常)を新たに提案し,サービスの種類の増大や質の向上を目指している.本報告では,脈拍数を例として,特定時間区間における脈拍数の平均値や分散値に加え,直線近似における傾き成分の持続時間や周波数成分といった時系列的特徴量を用いて平常/非平常状態の判定法を検討し,複数人を対象とした実験データを用いてその判定法の評価を行った.その結果,脈拍数の時系列の減少傾向を新たな特徴量とすることでラベリングの精度が向上することを確認した.
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© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
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