映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: IST2009-87
会議情報
微弱な生物発光を検出可能な高感度フォトセンサの開発(立体撮像,高精細撮像,特殊撮像,および一般)
亀田 成司森山 祐介野田 健一岩田 穆
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

ルシフェリン-ルシフェラーゼの生物発光を利用して大腸菌などの細菌を検出するための高感度フォトセンサを開発した.検出対象は10^<-5>lux程度の微弱光なので検出するには高感度の受光素子を必要とする.そこで,長時間露光,受光面積拡大とノイズ除去回路によりフォトセンサの高感度化を実現した回路構成を,0.18μm CMOS Image Sensor Processを用いて設計・試作した.本フォトセンサが所望の微弱発光を検出できることを生物発光検出実験により確認した.

著者関連情報
© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top