映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: 3DIT2010-39/HI2010-8
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AMD GPUとOpenCLを用いた計算機合成ホログラムの高速計算(立体映像における人間工学的研究-立体映像の知覚認知・生体作用とその評価,及び立体映像技術一般)
下馬場 朋禄伊藤 智義増田 信之市橋 保之高田 直樹
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抄録
本論文は,新しいアーキテクチャを搭載したAMD社のHD5000シリーズGPU(RV870)とOpenCL(Open Computing Language)と呼ばれる開発環境を利用した計算機合成ホログラム(CGH:Computer-generated-hologram)の高速計算について報告する.これまでにNVIDIA社のGPUとその開発環境CUDA(Compute Unified Device Architecture)を利用したCGHの高速計算は多数報告されているが,AMD社のGPUを用いた手法は筆者の知る限り報告されていない.RV870 GPUは1,024点で構成された物体から1,920×1,024画素ホログラムを30ミリ秒で生成でき,これは同じ手法をNVIDIA社GPU(GTX260)に実装した場合の2倍の計算速度となった.
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© 2010 一般社団法人 映像情報メディア学会
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