映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: IST2010-11/CE2010-20
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ビジョンチップとその応用 : ヒューマンインターフェイス、検査、医療・バイオ、ロボット(固体撮像技術)
石川 正俊
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抄録
イメージングデバイスの高性能化・高速化により、高速イメージング技術の進展がめざましいが、その処理を高速に実現するには、イメージャの高速性を損なわない処理アーキテクチャが必要である.筆者らは、様々な形で並列処理を基本とする処理アーキテクチャを提案し、実際にビジョンチップと呼ばれる汎用並列処理を内包した撮像・処理チップの開発をはじめとして、ボードタイプ、システムタイプ、ターゲットトラッキングチップ等を開発している.加えて、これらの高速画像処理機能を用いて、ジェスチャー認識等による入力デバイスを中心としたヒューマンインターフェイス、高速のトラッキングを利用した高速検査、顕微鏡画像のアクティブ制御による画像の安定化、ビジュアルフィードバック制御による高速知能ロボット等の応用システムを開発している.本稿では、これらのデバイスやシステムの設計思想、アーキテクチャ、並びに動作原理を紹介するとともに、応用システムの動作原理と実際の動作を紹介する.
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© 2010 一般社団法人 映像情報メディア学会
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