映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: 3DIT2010-63/IDY2010-
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フリンジプリンタを用いた計算機合成イメージホログラム(立体映像技術一般)
宮原 理山口 健吉川 浩
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抄録
計算機合成ホログラムは仮想物体を3次元像として再生することが可能であるが,フレネルホログラムのように再生光にレーザやLED光源を用いるのが一般的である.白色光再生が可能なホログラムにレインボウホログラムがあるが,視差が水平方向のみである.そこで,白色光再生が可能で,全方向視差を有するイメージホログラムの手法を用いた.出力装置にフリンジプリンタを用いることで,高精細な干渉縞を得ることができるため,再生像は広視域になる.しかし,広視域になったことで,視点を移動させた際,点光源の欠落や重なりなどの問題が生じてしまう.そこで,仮想窓を用いた隠面処理を施すことで,視点移動に伴う問題を解決した.
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© 2010 一般社団法人 映像情報メディア学会
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