映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: ITS2010-37/IE2010-11
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サッカー映像におけるパス可能領域の推定手法の高精度化に関する考察 : 適応的なパラメータ設定法の導入(ITS画像処理,映像メディア,視覚及び一般)
高橋 翔長谷山 美紀
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抄録
本稿では,サッカー映像においてパスが可能な領域を推定する際に用いている2つのパラメータ,選手の走行速度およびボールの速度の適応的な設定法を導入することで,より高精度なパス可能領域の推定を実現する.我々はこれまで,ボールの速度や選手の走行速度としてその平均値を用い,選手位置に基づいてパス可能領域の推定を行った.しかしながら,実際のサッカー競技においてパスが行われる場面では,試合の状況や選手の身体能力によってボールおよび選手の速度が大きく異なり,それらは攻撃および守備の選手同士の距離や密度によって変化している.よって,より高精度なパス可能領域の推定を実現するためには,ボールの速度および選手の走行速度を攻撃および守備の選手同士の距離や密度に基づいて適応的に設定する必要がある.そこで,提案手法では,サッカー映像から取得する選手位置を用いて,選手の走行速度およびボールの速度に関するパラメータの適応的な設定を行う,これにより,パス可能領域の推定手法の高精度化が実現される.
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© 2011 一般社団法人 映像情報メディア学会
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