抄録
NHK放送技術研究所では、高臨場感放送をめざして、あたかもその場にいるような臨場感が得られるスーパーハイビジョン、および自然な立体テレビの研究を推進している。当財団は、NHKの研究成果を広く社会に還元することを目指し、ハイビジョンの16倍の解像度をもつスーパーハイビジョンをはじめとする超高精細映像と22.2チャンネル音響システム、像再生型を含む立体映像システムなどの最先端の放送技術を、放送以外の領域として、医療、文化、産業などの分野に応用展開していきたいと考えている。これまで取り組んできた応用例を紹介しながら、超高精細映像の応用に向けて、必要となる要件などについて議論する。