映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: ME2013-69/AIT2013-12
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予測MOSの最大化に基づく動画像スケーラブル符号化法の有効性について(メディアと企業経営,感性情報処理とマルチメディア技術および一般)
近藤 秀祐吉田 俊之
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抄録
著者らは,対象動画像に対する主観評価値MOSの予測値(EMOS)を最大化する最適なフレームレートを予測し,その下で符号化する手法を提案し,さらに時間-SNRスケーラブル符号化法へ応用している.しかしながら,本スケーラブル符号化法の有効性,特に時間スケーラブルによるフレームレートの削減が時空間の総合的な画質に及ぼす影響については十分に検証されていなかった.そこで本研究では,いくつかの試験動画像に本スケーラブル符号化法を適用し,各階層で時間およびSNRのどちらの方向にスケーラビリティが適用されるかを検証することで,本手法の画像依存性および有効性を検討した.
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© 2013 一般社団法人 映像情報メディア学会
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