映像情報メディア学会技術報告
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建蔽率と容積率分布を考慮した市街地伝搬の一推定法(学生若手発表,アンテナ・伝搬における学生若手発表および一般)
羽田野 尚登内田 一徳重冨 圭亮武末 正文
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p. 25-28

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抄録
本稿では,1波モデルを使用し,複雑な伝搬環境下における電磁界推定,通信距離の分布の計算を行う.現実環境では,反射や回折等により様々な電磁界の減衰が生じる.そこで,1波モデルに対し,振幅補正値(α)と伝搬距離オーダー(β)を導入することにより,複雑な伝搬環境問題を取り扱うことを可能にした.αとβの値は,奥村・秦モデルと比較することで決定する.また,建蔽率を適用することにより,奥村・秦モデルで定義された領域に加え,複雑な伝搬環境を取り扱うことを可能にした.本稿では福岡市を例に挙げ,電界分布を推定する手法を提案する.
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© 2014 一般社団法人 映像情報メディア学会
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