映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
40.01 放送技術
セッションID: BCT2016-14
会議情報

時間変動する衛星回線の品質模擬に対するns-3の適用可能性の検討(アンテナ・伝搬、マイクロ波における学生・若手発表および一般)
前田 憲人藤崎 清孝
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

高周波数帯を用いた衛星通信は,降雨の影響を受けやすく,回線品質保持の対策が必須となる.そのためには,実験の実施が望ましいが,簡単には実行できない.その代わりに,時間変動する回線品質を模擬できるシミュレータの利用が考えられる.我々はns-3を活用し,降雨強度等の時間変動データに追従して回線品質を模擬できる方法を検討している.本報告では,回線品質の指標となるビット誤り率(BER)を様々な時間周期で変更したときに得られるパケットエラー数が,妥当なものであるか否かを検証した結果を報告する.

著者関連情報
© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top