映像情報メディア学会技術報告
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40.12 情報センシング
セッションID: IST2016-17
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120GHzと60GHz発振器アレイを用いて水の誘電緩和を評価するCMOSバイオセンサIC(固体撮像技術および一般)
満仲 健芦田 伸之齊藤 晶飯塚 邦彦鈴木 哲仁小川 雄一藤島 実
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抄録

生体分子に束縛される水の誘電緩和に注目し、120GHz及び60GHzの発振器アレイを用いて、生体系の水を評価するCMOSのバイオセンサICを実現した。生体分子を含む水の性質を誘電緩和に着目して評価するため、バイオ検査で利用されるラベルを追加する必要がない、ラベルフリーのバイオセンサとして利用できる。今回はデモとして、大腸菌コロニーの培養をモニタし、ライブ・バイオセンサとしての利用可能性を示した。

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© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
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