映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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40.31 メディア工学
セッションID: ME2016-117
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モーションキャプチャを用いた柔らかい動作と硬い動作の判別手法の提案
*新井 涼村上 和人
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抄録
『柔らかい』動作と『硬い』動作の判別手法を提案する.動作の中には『柔らかい』や『硬い』などと表現される動作があるが,これらの動作とその形容的表現は主観に左右されるため,人とロボットなどにおけるインタラクションの際,それらを判別することは重要となる.本研究では,腕の動作に『柔らかい』と『硬い』の差が生じやすいと仮定し,腕振り動作を例に,モーションキャプチャデータを解析した.加速度と躍度をもとに回帰分析を用いて『柔らかい』と『硬い』の識別線を求めることで動作を判別する手法を作成した.また, SVMを用いて『硬い』領域を求め,動作を判別する手法を作成した.動作判別実験を行った結果,回帰分析による手法は67%,SVMによる手法は58%の判別に成功した.
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© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
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