主催: メディア工学
会議名: メディア工学
開催日: 2016/12/05
バスケットボールの解析では,ボールや選手が他の選手に隠れてしまうオクルージョンの解決が重要となる.そこで我々は,多視点から撮影された映像を同時に利用することで,オクルージョンを回避しながらボールや選手の3次元認識を目指す.撮影に際して,手持ちビデオカメラを動かしながら,適宜ズームも加えて適切な映像を得る状況を想定すると,複数映像の利用のためには,ビデオカメラの位置と姿勢,ズーム量をフレーム毎に知る必要が生じる.今回はビデオカメラの姿勢すなわち向きを取り上げ,その計測システムの提案と,実験による有効性評価を行う.