映像情報メディア学会技術報告
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40.09 ヒューマンインフォメーション/立体映像技術
セッションID: HI2016-50/3DIT2016-9
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動揺映像の物理的特徴量と動揺認知量との関係(視聴覚技術,ヒューマンインタフェースおよび一般)
蓼沼 眞森田 寿哉小峯 一晃
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抄録

視聴者の身体に悪影響を及ぼす恐れのある画面動揺を含んだ映像については,これまで不快度を基準としてこれを推定する方法を研究開発してきた.しかし,動揺映像の物理的特徴量から不快度を直接推定するだけでは,推定誤差の低減に限界があった.そこで,動揺映像の生体影響度をより正確に把握するため,不快感が生じる前段階の心理指標として「動揺認知量」を新たに導入し,これを高精度に推定することを目標とした.今回,多種の特徴量を組み合わせた動揺映像を用いて評価実験を行い,映像の物理的特徴量と動揺認知量との基本的な関係を明らかにした.

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© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
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