主催: 映像表現&コンピュータグラフィックス
会議名: 映像表現&コンピュータグラフィックス
開催日: 2017/03/14
著者らは肌微細構造を CGで再現する研究に取り組んでいる.この研究では肌実写画像から毛穴半径や皮溝方向依存性などの特徴量を抽出している.これらの特徴量に加えて肌診断の分野では「皮丘平均面積」が有用な特徴量として知られている.ここで皮丘平均面積が大きいということは,皮溝が浅くなり複数の皮丘が連結されて見える部位が多いことを示す.本報告では,肌実写画像から皮丘平均面積を算出し,その状態を反映するように肌微細構造を CGで再現する手法を提案する.