抄録
レーザープラズマによるテラヘルツ波発生は、結晶等を用いた際に問題となる損傷閾値によるレーザー強度の制限がないため、単純にレーザー強度を強くすることで、より高強度な金属ワイヤー表面波を発生することができると期待される。我々は、金属ワイヤーをレーザー照射標的とすることで、強力なサブテラヘルツ電磁波が金属ワイヤー表面波( Sommerfeld wave)として発生することを報告している。本研究では、金属ワイヤーに誘起される高強度な表面波のレーザーエネルギー依存性等を調査した。加えて、高強度レーザーによる表面波の異なる発生手法として、金属薄膜標的を用いた手法を紹介する。