映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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41.03 情報センシング
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • p. Cover1-
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
    会議録・要旨集 フリー
  • p. Cover2-
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
    会議録・要旨集 フリー
  • 栗山 敏秀, 村上 恒夫
    セッションID: IST2017-1
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
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    スーパーマーケットのような小売業における在庫、発注システムの IoT (Internet of Things)化の例として、従来のバーコードリーダの代わりにスマートフォンが持つバーコードリーダ機能と WiFi 機能を利用し、従来のバーコードリーダ専用機と同等の使い勝手と無線によるクラウドへのバーコード(商品) 情報の接続を目指して、スマートフォンに付加するバーコードリーダ用光学系を設計し、実装を行った。リトロープリズムとシリンドリカルレンズ付きリトロープリズムをそれぞれカメラと LED(赤色フィルタとスリットを追加) に装着することにより、一般のバーコードリーダに近い使い勝手を持つスマートフォンを実現した。
  • 谷垣 宣孝, 鎌田 賢司, 中村 浩行
    セッションID: IST2017-2
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
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    狭バンドギャップポリマー、 PTB7の配向薄膜を発光層として用いた近赤外域で偏光発光する有機 EL素子を作製した。透明電極を付した基板上に PTB7を摩擦転写法によって配向薄膜を製膜した。この上に可視光発光するポリマー F8BTを積層し、さらに金属を陰極として蒸着して素子とした。この素子では F8BTから PTB7にエネルギー移動することで近赤外発光した。また、 PTB7主鎖が面内で一軸配向しているため直線偏光で発光した。素子作製時に F8BTの液晶転移点以上で熱処理することにより、エネルギー移動の効率が増加し、近赤外発光が増強された。これは熱処理により F8BT主鎖が PTB7主鎖と平行に配向し直すことにより、 F8BTから PTB7へのエネルギー移動が容易になるためであると考えられる。
  • 伊藤 秀和
    セッションID: IST2017-3
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
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    近赤外分光法を用いる果実糖度の非破壊計測等が実用化されてから久しい。一方で、欧米を中心に MEMS( Micro Electro Mechanical Systems)技術等の利用により分光光度計の小型・低コスト化が進んでおり、それらの機器を用いて食品試料中品質成分の定量を試みた場合、従来の近赤外分光光度計とほぼ同様に良好な精度を得ることができる。超小型 ATR赤外分光光度計を用いるトマト汁液やペットボトル茶に含まれる品質成分の定量結果等や赤外以外の波長域における分光器の小型・低コスト化の現状も併せて概観する。
  • 今城 勝治, 森 敬充, 吉永 秀雄
    セッションID: IST2017-4
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
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    車両・車軸検知用の高速ライン走査型 TOFレーザセンサを開発した。 TOFセンサは、照射したレーザ光の対象物からの反射光を受光することで対象物までの距離を測定し、ビーム走査により多点測距することで対象物の 3次元形状の計測を行う。本センサでは、受信系を広視野として送信ビームのみを高速走査する構成とすることで、高速移動する車両に対して高空間・時間分解能で撮像できることが特徴である。
  • 矢尾板 達也
    セッションID: IST2017-5
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
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    赤外線カメラは高性能化と高密度化、一方で低価格化の2極化が進んでおり、 赤外線サーモグラフィの市場規模は年々拡大している。 冷却型赤外線カメラは、640X512 画素から更に高画素の 2kX1.5k 画素(3M ピクセル)の赤外線カメラが発売されている。通常、高画素化に伴い各画素ピッチが狭くなると、各画素の入射してくる赤外線エネルギー量が少なくなるので取り込み時間を長くする必要があるが、画素ピッチが狭くとも取り込み時間を長くしないような感度の向上が図られている。640X512 画素で 1000fps や、320X240 画素で 3000fps のフレームレートが可能な赤外線カメラもあり、高性能化により1秒間に撮影できるフレームレートと温度分解能の向上により、非常に短時間に発生する小さな温度変化が捉えられるようになっている。 赤外線検知素子の性能向上としては、画像出力がアナログからデジタル化され、赤外線検知素子の感度の向上、および画像回路の低ノイズ化や画像ソフトウエアにより高感度化が進んでいる。ここでは、MCT 赤外線検知素子を使用した高感度赤外線カメラを紹介する。
  • 廣本 宜久, 森 孝二, 佐藤 準一
    セッションID: IST2017-6
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
    会議録・要旨集 フリー
    ボディスキャナは、空港や駅などのチェックゲートにおいて、乗客等の服の下に隠された武器、密輸品などを検知するために用いられている。 これまで乗客等の衣服に隠された武器、密輸品などを検知する目的で、空港などのチェックゲートで主に用いられてきたミリ波や X線後方散乱のアクティブイメージングに対し、テラヘルツ( THz)パッシブボディスキャナは、健康への危険性、人権侵害などの問題点を回避できるという利点があるため、今後利用が進む可能性がある。 本研究では、不審物検知性能の向上を目指し、 THz画像から隠匿物を自動検知しアラームを表示する機能を付加した THzパッシブボディスキャナを用い、不審物からの熱放射エネルギーと、隠匿物に THz波を照射し反射エネルギーを測定することにより、物質の放射率および反射率に関する情報を取得して、物質の識別を行う新しい方法を提案した。 熱放射を測定するパッシブ計測および反射を測定するアクティブ計測の装置を製作し、人の体表温度面に取り付けた試料の測定実験を実施した。その結果、この方法が物質識別に有効であることを示すことができた。また、パッシブ計測とアクティブ計測の特性、性能を比較し、パッシブ計測が、物質の性質を正確に反映し、物質識別により有効であることを見出した。
  • 寺本 研介, 井上 峻介, 橋田 昌樹, 阪部 周二, 寺尾 季倫, 時田 茂樹, 安原 亮, 長島 健
    セッションID: IST2017-7
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
    会議録・要旨集 フリー
    レーザープラズマによるテラヘルツ波発生は、結晶等を用いた際に問題となる損傷閾値によるレーザー強度の制限がないため、単純にレーザー強度を強くすることで、より高強度な金属ワイヤー表面波を発生することができると期待される。我々は、金属ワイヤーをレーザー照射標的とすることで、強力なサブテラヘルツ電磁波が金属ワイヤー表面波( Sommerfeld wave)として発生することを報告している。本研究では、金属ワイヤーに誘起される高強度な表面波のレーザーエネルギー依存性等を調査した。加えて、高強度レーザーによる表面波の異なる発生手法として、金属薄膜標的を用いた手法を紹介する。
  • p. 34-
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/02
    会議録・要旨集 フリー
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