映像情報メディア学会技術報告
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ヒューマンインフォメーション
セッションID: HI2017-72
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確率的誤差補償法による高ダイナミックレンジ画像表示システムの開発
*佐藤 智治永井 岳大栗木 一郎
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抄録
高ダイナミックレンジ(HDR)信号に対応したディスプレイが一般にも入手可能になってきたがHDR画像を滑らかに表現するためには階調数が不足している.本研究では確率的誤差補償法という手法を応用して階調数を改善することで,HDR画像が人間の眼には滑らかに見える表示システムを開発した.開発したシステムの光学特性を測定し,階調数が改善したこと,フレームレート30fpsで表示可能なことを確認した.また,HDR画像を黒沈みや白飛び,階調飛びなしで表示可能なことを確認した.
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© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
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