J-STAGE トップ  >  資料トップ  > 書誌事項

ITヘルスケア誌
Vol. 9 (2014) No. 2 p. 13-21

記事言語:

http://doi.org/10.11204/ithc.9.13

研究ノート

はじめに 近年、スマートフォンが普及し、外出先でのIT環境の利用が進んでいる。通信回線の高速化、大容量化も進んでいることでより高度な情報活用が可能となった。AED(automated external defibrillator)を用いた除細動が有効であるという報告もある一方、外出先にてAEDを探すということは未だ難しい状況である。こうした状況からAEDをスマートフォンにて検索するシステムを開発した。本システムではスマートフォンに搭載されているGPSを用いており、任意の場所から付近のAEDの場所を地図で示すことが出来、必要に応じてその場所までの道順まで表示することが出来る。今回その有効性について実際にAEDを検索しその時間を測定した。 方法 システム開発はスマートフォン、webサーバーそれぞれで行った。システムはAEDmapと称し、Apple社のサイトを通じて無料で配布しており今回それを用いた。被験者20名(平均38.1、標準偏差8.04、中央値35)に実際に検索してもらいその所要時間を測定した。 結果 AEDの場所をスマートフォン上に地図として表示するまで平均27.7±1.82秒であった。 まとめ 土地勘に依らず30秒以内に最寄りのAEDを検索できた。スマートフォンの普及の状況にあって本システムは有用であると考える。

Copyright © 2014 ITヘルスケア学会

記事ツール

この記事を共有