草と緑
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生えるべきか生えざるべきか:雑草種子の休眠と発芽の機構
吉岡 俊人
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ジャーナル オープンアクセス

2013 年 5 巻 p. 9-15

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抄録
雑草は私たちの生活するところ,どこにでもいつでも生えている.このことが雑草を制御しようとする人々を「とってもとっても生えてくる」と嘆かせ,雑草管理に関わる多様な人々の生業を成立させ,また雑草をめでる人々を楽しませている.しかし,なぜ播いても植えてもいない雑草が,しかも除草をかいくぐって生え続けるのだろうか.雑草種子は,最も次世代を残せるタイミングで生えようという巧みな戦略をもっている.たとえば,生産種子のうち何割合かが休眠して埋土種子になり土中で生き続ける仕組みや,温度や光といった季節的あるいは機会的に変化する環境因子に応答した発芽制御の仕組みなどである.日頃,雑草という敵と戦っている者にとってはとくに,敵の戦略を知ることは非常な重要ことだと思われる.本稿では,その戦略の一端である種子の休眠や発芽の仕組みが解説される.
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© 2013 特定非営利活動法人緑地雑草科学研究所

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https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
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