2013 年 7 巻 p. 1-8
琵琶湖淀川水系上流域の大堰川の上位捕食者であるナマズが,どのような条件下で捕食対象を追尾し捕食するのか,擬似餌を用いた釣りにより,釣果を応答変数として検討した.一般化線形モデル(GLM)と赤池情報量規準(AIC)を用い,説明変数に開始時刻,当日の天気,当日の平均気温,当日の最大風速,前日の降水量,気圧,月齢を用い,釣行時間を補正項として解析した.その結果,当日の天気が選択されたことに加えて,風速が高いことが捕食行動に正の影響を与えているという新たな発見が得られた.一方で,開始時刻,当日の平均気温,当日の最大風速,前日の降水量,気圧,月齢が選択されなかった.