近畿大学 [日本]
2021 年 2021 巻 22 号 p. 1-16
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決算早期化は,経営成果の迅速なフィードバックを可能にする。そのため,決算早期化を実現する企業は経営環境の変化へ迅速に対応し,この結果として高業績を達成する可能性が経営実務で指摘されている。しかし,この可能性は,学術的には十分に研究されていない。本研究では,企業グループを対象として,連結決算が公表されるまでの営業日数とROAの関係を実証的に明らかにする。分析結果は,決算早期化が財務業績の向上に寄与することを示している。
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