主催: 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 日本機械学会, 化学工学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会
共催: 43学協会
送電線に落雷すると短絡、地絡が生じ、保護継断器が動作するまでの0.07から2秒間の電圧低下(瞬時電圧低下)が発生する。高い電力品質を必要とする機器では継続時間10ms程度の瞬時電圧低下でも影響を受ける場合があり、現在UPS(無停電装置)などによって補償されている。本論文では瞬時電圧低下補償装置の1つとして直並列形電力変換器による瞬時電圧補償法を提案し、その有効性を示す。