主催: 日本機械学会, 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 化学工学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会
共催: 42の学会,協会などから協賛
日本の鉄鋼業は第2次世界大戦後の高度成長期を経て1970年代に質量ともに世界一のレベルを誇った。その後の2度にわたるオイルショックや韓国等の中進国の進出により、量から質への転換や生産の効率化を余儀なくされた。しかし最近では大型合併も含む経営の合理化努力が中国等の新興国の旺盛な需要にも支えられ、未曾有の好調さを享受するに到っている。 この高度成長および質への転換期において、各社は高度な生産体制と操業技術を蓄積したが、中でも計測ならびに制御技術による、プロセスの定量化と設備の自動化は効率的な企業運営の大きな武器となった。またそれらは世界中に広く技術輸出されているものが少なくない。代表的なものを選んで報告する。