主催: 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 日本機械学会, 化学工学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会
共催: 49学協会
企業組織のパフォーマンスを向上させるために,組織に所属している人の有益な知識を他の構成員に共有させていこうという考えがある。 組織全体のパフォーマンスは単純に構成員の各々のパフォーマンスを向上させることであるとしても,共有のために伝達される知識だけでなく, もともと構成員が持っていた知識も合わさってパフォーマンスが決まるため,現象を解析しているだけでは実態が分からない。 本研究では, 最も単純な個人間での知識共有に着目し, 学習分類子システムを用いて構成員が持つ知識と共有された知識を表現する. そして, 組織全体としてパフォーマンスが向上するように学習しあう組織になる要因を分析する