自動制御連合講演会講演論文集
第52回自動制御連合講演会
セッションID: H3-5
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骨格行列を用いた2自由度サーボ型一般化最小分散制御の検討
*別所 哲土井 正好森 泰親
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抄録
化学プラントなどの製造プロセスにおいては, 入出力間でむだ時間の異なる多入出力システムがしばしば見られる. 本論文では, 各入出力間で異なるむだ時間を考慮するとともに目標値追従特性と外乱抑制性を独立して制御設計できる一般化最小分散制御に基づく多入出力2自由度制御系を提案している. さらに制御対象の骨格行列を用いた非干渉化を施すことで干渉の影響を抑えることができ, ロバスト性についても検討している.
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© 2009 システム制御情報学会
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