主催: システム制御情報学会, 計測自動制御学会, 日本機械学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会, 化学工学会
共催: 48の学会,協会などから協賛
本研究では,使用者の皮膚筋系弾性特性を基に,あらかじめ構築しておいたDBによって使用者が快適と感じる指圧力を決定・実現する知的マッサージシステムの構築を行ってきた.しかしながら,本DBでは新たな未知の使用者に対して効果が低いことと,不快に対する考慮がなされていないという問題があった.そこで,本論文では相関の高い脳波変化のデータごとにクラス分類し,クラスごとに快-不快を推定するNNを構築してDBに組み込んだ.これにより,使用者の特徴をDBに反映させて更新し,なおかつ不快に対しても考慮することが可能となる.