主催: 公益社団法人 計測自動制御学会, 一般社団法人 日本機械学会, システム制御情報学会, 一般社団法人 電気学会, 公益社団法人 化学工学会, 公益社団法人 精密工学会, 一般社団法人 日本航空宇宙学会
共催: 国立大学法人 群馬大学, 53の学会,協会などから協賛
会議名: 第57回自動制御連合講演会
開催地: 群馬伊香保 ホテル天坊
開催日: 2014/11/10 - 2014/11/12
電力系統の新しい制御手法として確率モデルに基づいた最適制御アルゴリズムの導入が検討されている.それらの提案は理論上,通信障害に対してロバストに設計されている.しかし万全を期すという観点から,想定される通信インフラを用いた大規模EMSをシミュレータ上に構築し,実際のネットワーク環境下での性能を評価しておくことが必要不可欠である.そこで本研究ではOMNeT++を用いて実際のEMSを想定した大規模なシミュレータを構築し,8000ノードまでの評価を行った.コンセントレータ1台に対し,800ノードを超えた場合に通信遅延が著しく大きくなることがわかった.