自動制御連合講演会講演論文集
第57回自動制御連合講演会
セッションID: 2D08-2
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生体情報計測(2)
One Class SVMを用いたてんかん発作兆候監視アルゴリズムの開発
*藤原 幸一鈴木 陽子宮島 美穂山川 俊貴加納 学
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抄録
てんかん患者は,てんかん発作によって事故を起こしたり怪我を負うことがあるが,発作起始前にアラームを発報できれば,患者は身を守ることができると期待される.一方,心拍間隔は自然にゆらぎがあり,これを心拍変動(HRV)と呼ぶが,てんかん発作はHRVに影響するため,HRVを解析することで発作兆候を検出できる可能性がある.そこで本研究は,HRVと異常検出手法であるOne Class SVMに基づいたてんかん発作兆候監視アルゴリズムを提案する.提案法を臨床データに適用した結果,発作起始の1分前に発作兆候を検出することができた.
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© 2014 計測自動制御学会
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