主催: 公益社団法人 計測自動制御学会, 一般社団法人 日本機械学会, システム制御情報学会, 一般社団法人 電気学会, 公益社団法人 化学工学会, 公益社団法人 精密工学会, 一般社団法人 日本航空宇宙学会
共催: 国立大学法人 群馬大学, 53の学会,協会などから協賛
会議名: 第57回自動制御連合講演会
開催地: 群馬伊香保 ホテル天坊
開催日: 2014/11/10 - 2014/11/12
熱音響システムが発振開始する臨界温度比を実験的に推定するために,各温度比で管内圧力が一定となるように音源で強制加振することが行われている.しかし,その駆動信号の周波数を温度比毎の共振周波数に一致させ,振幅を手動調整する必要があり,計測の省力化が望まれる.本研究では,圧力を音源の駆動信号とする閉ループ制御のゲインを大きく設定・自動調整することにより,閉ループ系を不安定化・一定振幅で発振させる適応制御を提案する.実験により圧力振幅が目標値に収束すること,ゲインと温度比が臨界温度比でほぼ 0 となる直線関係となること,従来結果と同様の発振周波数が得られることを示す.