自動制御連合講演会講演論文集
第57回自動制御連合講演会
セッションID: 1C05-1
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センサ・アクチュエータ
熱画像計測による高炉出銑の連続モニタリング
*杉浦 雅人中嶋 正人羽場 隆介
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抄録
一貫製鉄所では高炉で鉄鉱石を還元して溶銑を製造する.高炉下部の出銑口から取り出される溶融スラグを含む出銑流は炉内の状態を推定する重要な情報である.1400℃から1600℃の温度を有する出銑流の熱発光を撮像すると,放射率の異なる溶銑とスラグが斑状に分離した熱画像が得られる.この画像から溶銑・スラグ温度,スラグ比率,流出速度,出銑口径を連続的に測定するシステムを開発した.各測定の画像処理手法と,操業中の高炉で実施したオンライン試験の結果を報告する.
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© 2014 計測自動制御学会
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