文化経済学
Online ISSN : 1884-2208
Print ISSN : 1344-1442
独占的市場としてのJ-POP
1990年代以降のアーティストとレコード会社
金武 創
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2005 年 4 巻 3 号 p. 31-40

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抄録

デジタル化された日本のポピュラー音楽 (J-POP) 市場は1998年まで確実に成長し、その後急速に衰退した。1999年から2003年にかけて、アーティスト部門では年間販売チャートの大幅な変化がみられると同時に、(出せば必ずヒットする) カリスマ型アーティストの存在が認められる。逆にレコード会社は寡占市場を形成しているが、このままでは共倒れを避けることはできないだろう。

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