2011 年 15 巻 1 号 p. 20-30
神戸大学では2011年1月に,学内の情報基盤を実現するシステムとして,神戸大学教育研究用計算機システム(KAISER: Kobe Academic Information System for Education and Research)を導入した.大学におけるメールや教育用端末の利用など,情報通信技術の重要性は増々重要になり,多くの要求があがっている一方,予算や人員についてはむしろ削減されているのが実情である.導入・運用コストの削減が叫ばれる中,サービスの向上をはかる上での神戸大学での取り組みについて紹介する.