山梨厚生病院 呼吸器心臓血管外科
2007 年 21 巻 6 号 p. 854-858
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脳動静脈奇形破裂時の気管切開後気管狭窄の治療としてシリコンTチューブを装着した13才男性症例で,大きく残した病的肉芽組織がTチューブにより扁平化されて壊死に陥り自然と脱落し,最終的に気管内壁が正常化することを観察した.この経験からTチューブの装着時には病的肉芽は残存しても約1年間で自然に消失しTチューブが抜去可能となると思われた.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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