兵庫県立尼崎病院 呼吸器外科
済生会野江病院 呼吸器外科
2009 年 23 巻 5 号 p. 740-743
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症例は55歳,男性.右肩痛および胸部異常陰影を指摘され当科紹介となった.画像所見で右肺尖部に胸壁浸潤を伴う腫瘤が確認された.気管支鏡検査行うも確定診断は得られず,胸腔鏡下生検術を行い非小細胞肺癌の診断を得たため,右上葉切除および胸壁合併切除を施行した.術後病理結果で肺原発多形癌pT3N0M0 stage 2Bと診断された.術後追加治療として胸壁に対して放射線治療60 Gy施行し,現在術後30ヵ月無再発生存中である
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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