原発不明癌に伴う気管狭窄に対してbare Expandable Metallic Stent留置後，6年目に大きな気管食道瘻を来した1例

小林 成紀; 杉 和郎; 田尾 裕之; 松田 英祐; 岡部 和倫; 村上 知之

doi:10.2995/jacsurg.24.200

症例

原発不明癌に伴う気管狭窄に対してbare Expandable Metallic Stent留置後，6年目に大きな気管食道瘻を来した1例

小林成紀, 杉和郎, 田尾裕之, 松田英祐, 岡部和倫, 村上知之

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キーワード: 気管ステント, 気管食道瘻, 内視鏡的治療, 原発不明癌

ジャーナルフリー

2010 年 24 巻 2 号 p. 200-205

DOI https://doi.org/10.2995/jacsurg.24.200

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抄録

急激に増大する悪性腫瘍に伴う強度の気管狭窄に対して，救命的にbare Expandable Metallic Stentを留置し，引き続いて行った根治的放射線治療が奏効し完治した患者が，治療後6年目にEMSに由来する大きな気管食道瘻を発症し，その気管食道瘻の治療に難渋した症例を経験したので，ステント治療に関連した考察を含め報告する．

責任著者(Corresponding author)

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