Drug induced pneumoniae in a patient treated by BAI with carboplatin

Hidefumi Sasaki; Yosuke Yamakawa; Hiroshi Niwa; Ichiro Fukai; Masanobu Kiriyama; Satoshi Kondo; Yushi Saito; Hisanori Kani; Motoki Yano; Yoshitaka Fujii; Akira Masaoka

doi:10.2995/jacsurg.11.537

カルボプラチンを使用したBAIによる薬剤性肺臓炎の1例

佐々木秀文, 山川洋右, 丹羽宏, 深井一郎, 桐山昌伸, 近藤知史, 斉藤雄史, 可児久典, 矢野智紀, 藤井義敬, 正岡昭

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キーワード: 薬剤性肺臓炎, カルボプラチン, BAI

ジャーナルフリー

1997 年 11 巻 4 号 p. 537-541

DOI https://doi.org/10.2995/jacsurg.11.537

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抄録

カルボプラチンを使用した気管支動脈注入 (broncho arterial injection, BAI) による薬剤性肺臓炎の1例を経験した.症例は80歳男性.右肺癌の治療目的にてカルボプラチンのBAI治療を行った.その後発熱, 呼吸困難等出現し, 胸部X線写真上両肺野に網状影が出現した.ステロイド使用後胸部X線所見が一旦改善するも徐々に増悪し, BAI施行後20日目に死亡した.カルボプラチンによる薬剤性肺臓炎は本症例が1例目である.

責任著者(Corresponding author)

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