東京女子医科大学 第1外科
1995 年 9 巻 1 号 p. 96-100
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症例は39歳女性.仰臥位呼吸困難を呈し, 胸部X-P上右上縦隔に半月状に突出する異常陰影を認め, CT上気管の圧排像を認めた.F-V曲線では胸郭内気道閉塞パターンを示した.胸腔鏡下生検で脂肪肉腫と診断し開胸摘出した.術後胸郭内気道狭窄は寛解し, 11ヵ月経過し, 再発の微候を認めていない.気道狭窄を伴う縦隔脂肪肉腫の1手術治験例を文献的考察を加え報告した.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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