抄録
本研究では、男子学生が保育者を志す意識を明らかにすることを目的としている。結果、男子学生は高校に入った頃から保育者を希望した者が多いことが明らかとなった。また、男子学生は女子学生に比べ、具体的なきっかけが特にあったわけではなく、進路を決めなければならなかったこと、単に資格が欲しかったことを志望動機としていることが明らかとなった。これらのことから、現在、保育者を志す男子学生の特徴として、積極的または消極的な志望動機の二極化が起きていることが想定される。このような消極的な動機を抱えた男子学生は、実際に現職保育者になったとしても離職につながる可能性が高いことが示唆された。