日本地震工学会論文集
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論文
地震被害推定をより正確に行うための構造種別や層数を考慮に入れた建物内人口データの構築
新井 健介境 有紀
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2010 年 10 巻 5 号 p. 5_38-5_51

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抄録

地震被害推定をより正確に行うため,建物ベースではなく人口ベースで被害推定を行えるように,被害建物内人口で評価する方法を提案した.そのために必要な建物内人口を,国勢調査人口データより推定する方法について検討した.具体的には,建物種別を木造,10階以下の中低層非木造,11階以上の高層非木造の3つに分類し,3万個以上ある関東圏の1kmメッシュから人口の大小,夜間人口と昼間人口の比を万遍なく網羅するように20個の1kmメッシュを選んで調査を行い,そのデータを基に,それぞれの建物内人口を国勢調査などの人口データから推定する方法を構築した.その結果,いずれの場合も高い精度で人口データから建物内人口を推定できた.

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© 2010 一般社団法人 日本地震工学会
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